カーマニアのドライビングテクニック

家のクルマで練習するにあたり気をつけること

ファミリーカーはもともとクルマのポテンシャルが低いので絶対スピードを求めることは無理があります。
なのでマックスパワーを出すこと自体、避ける必要があります。

乗り心地優先のサスペンション、高い車高、ブレーキのパワー不足などスポーツ走行には不都合な点が数多くあり、偏った練習になりがちです。
そのため、ハンドリングに主眼をおいて、ゆっくりと荷重をハンドルで感じるように運転することが運転の向上につながります。
荷重がどこにかかっているか、ハンドルの重さはどの程度か。
一つ一つ確かめながら、低速で運転します。
味わいながら運転すると車体の荷重のかかり方、ハンドルへの伝わり方や身体への重力影響など新たな発見もあるものです。
ゆっくりでも構わない。
まずは意識してハンドルを持つことが大事です。

逆にスポーツタイプでのクルマを購入したときには速度を求めやすくなります。

スポーツタイプでもハンドリングの練習はもちろんなのですがファミリーセダンのほとんどがFFということもありすぐにスピードの限界に到達してしまいます。 練習段階では特に限界域に近い領域での強いブレーキング、または急激なアクセルのＯＮ・ＯＦＦは避けます。（もちろん危険だから）

基本のドライビングテクニック、ハンドリングは意識さえすればファミリーカーでも十分に練習することができます。
今すぐにでも運転の練習に行きたくなりませんか？

敢えて注意事項を書くのであれば、サスペンションがもともと弱いので危険を避けるためにもブレーキフルードの交換は必ず行い、アンダーステアの傾向は前輪タイヤのタイヤの空気圧を後輪よりも１０％ほど高めにしていくと幾分その欠点を補うことができます。


基本の運転術、ハンドリングの意識を守りさえすれば、速度をそれほど出さない運転のセダンでも安定して速く走ることができますし、チューニングは基本運転術以降ということがよくわかるはずです。