危険に陥らないための心がけ




基本的なことになりますが、まずクルマのメンテナンスをしっかりとしておくことが必要です。
次に各運転方法の理論を念頭においておくこと。
車の挙動や力のかかり方、コーナー、自分の車を知り尽くすこと。
車が危険になる各現象を避けるための方法を理解しておくこと。
これらを理解せずに運転することは避けるべき運転方法です。

メンテナンスに関していいますと、ブレーキ、ステアリング関係は絶対に不具合の無いようにしておきたいところです。 具体的に見るべき点は後述します。

各運転に関してはまず基本をきっちりと踏まえて走ることも先述したとおりです。
練習においてそれぞれ注意事項が異なるのでそれぞれのページを参照いただきたいのですが、スポーツ走行の基本を学んで走りこみ、レベルが上がってくるとポテンシャルアップのチューニングを施し、必要と段階を追って修正していくということがスポーツ走行を楽しむ正しい方法です。

やってはいけない、車が危険になる各現象はスポーツ走行では沢山あるのですが、まずハードな走行を長時間すること。 普段は問題なくても長時間ハードな運転することによって、不意に制御がきかなくなったりします。
たとえば、ブレーキに関してはローターやパッドが磨耗・過熱して表面が炭化し、すべりが急激に上がってブレーキがきかなくなる場合があります。
これは冷やせばある程度ききは戻りますが、パッドを交換して対処するしかなくなり、高速道路の真ん中ではなかなか対処できません。
またブレーキフルードがローターとパッドの熱を受けて気泡化し、油圧が吸収されてしまって制動力が失われてしまうベーパーロックという現象による危険もあります。
そうなると事故につながる可能性が高くなり、自分だけでなく周りの人間にまで迷惑をかけてしまうことになります。

雨の日に多いのがハイドロプレーニング現象では、高速で水溜りを通過するとタイヤがグリップを失い、操舵できなくなる現象です。 タイヤが水の膜に乗った形で、この症状がでたら一旦速度を落とす必要があります。

フェード現象。
ブレーキングパワーが低下してしまう現象で摩擦材であるブレーキパッドが酷使されて温度が上昇し、ガスが発生して制動力がえられなくなる現象です。

スタンディングウェーブ現象というのもあり、高速走行中、タイヤのサイドウォールに波状のたるみが発生する現象で、タイヤが発熱し、タイヤがバースト(破裂)することです。

日常のメンテナンスが基本ですが、危険と感じたらまず状況と安全を確認することを行うクセを身につけておきます。
運転は、安全に基本を守ってこそ楽しめるものであるということを前もって確認する必要があります。




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