サーキット場と公道との違い


道幅の広いサーキット場ならアウト・イン・アウトのラインを取り、コーナー内でできるだけ旋回半径を大きくして旋回速度を稼ぐのが常識ですが、一般道路ではセンターラインを越えることは、特にブラインドコーナーに対して言えることですが、きわめて危険であり、また車線が狭く、車線内での理論的ライン取りは難しいといえます。

ではどうすれば公道での理想的なライン取りができるかというと、左カーブならイン・イン・イン。

右カーブならアウト・アウト・アウトの原則を守ります。

日本としては左側走行ですから、左路側ラインをなぞるようにステアリングを操作することになります。

これによるメリットは公道のルールを守るというだけでなく、対向車の対策を行うことと、右カーブにおいてはできる限りカーブのアウト側、つまり路肩に沿って走ればコーナーの先が見通しよくなるという長所もあります。
左カーブにおいては逆でイン側によったとしてもアウト側に膨らんだとしてもある程度の余裕がとれるということで、スキール音が始まるかどうかの限界域寸前で走れるメリットがあります。

一般的に右カーブよりも左カーブの法が攻めやすく、走りやすい傾向があります。
S字コーナーにおいては前コーナーのクリッピングと次コーナーのクリッピングを結ぶライン取りをするとよいです。 車線がひろく、2車線で前方の見渡しがいい場合は、アウト・イン・アウトのテクニックを積極的に使いたいところです。
公道ではもちろん、サーキット場にくらべて制約は多いですが、安全性やコミュニケーションなど学べるところも多いです。 安全に考慮しながらドライビングの経験を積んでいきたいところです。

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