ギアシフトの基本


マニュアルミッション車におけるギアシフトの基本はクラッチが完全に切れた状態でギアを抜き、必ずニュートラル位置からどんな位置でどんな瞬間的でもいいから一呼吸おいてから次のギアにつなげます。
特に2速⇒3速への切り替えは斜めにシフトレバーを動かすのではなく、クランク状にレバーを動かします。 これはクランク状にレバーを動かすことによって一拍の空白時間を作り出すためです。
クラッチを上げる直前に速度とエンジン回転が合うよう、アクセルを緩めるなり、空吹かしを入れるなどしてある程度エンジンとギアの回転数を合わせなければならないからです。

たとえば一速で6000rpmまで回して50km/hまで加速したとします。 そのときの50km/hに対応した2速のエンジン回転が3500rpmだとするとエンジン回転を落として3500rpmになったときがスムーズなシフトチェンジのタイミングだといえます。 これをシフトチェンジの回転合わせ、といいます。

ギアごとの速度と回転との関係は自分のクルマを走らせて速度と回転計をみればわかるものです。 自分なりに愛車の回転域とシフトの関係は自然と身に付くものですが、回転数値として認識しておくことが重要です。

自分のクルマのトルクゾーンやレスポンスが、どの領域から始まるかはもちろん把握しておく必要があります。 普通のスポーツタイプのクルマでは大体3500rpm~が目安ですが、フルスロットルで低速域から加速を始めパワーが盛り上がるように加速が増す回転域ポイントが自分のクルマのトルクゾーンだと思って間違いありません。

ということはスポーツ走行では基本的にはこの回転を維持しつつ回転を下げないことを前提とした運転を行います。


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