ブレーキフルードの選び方
前述のようにブレーキフルードは耐熱性能を指標に
選択をしたいところですが、耐熱性の高い製品というものは
沸点が高いということであり、高い沸点のフルードは
ペーパーロックを起こしにくい特性があります。
耐熱性能が高い製品に限って湿気を吸いやすい欠点もあり、
湿気を吸うと沸点が下がってしまいます。
せっかく耐熱性能が高くても湿気を吸ってその機能を下げて
しまう矛盾した性能をもっています。
サーキットを走る場合以外、公道で走行におくかぎりは
205度以上保証のDOT3以上を使用します。
DOT4、DOT5を使う必要は公道を走るレベルにおいては必要
ないですが、自動車の使用状況においてフルード交換の頻度は
頻繁に行う必要があります。
常に新しいフルードに交換するクセをつけておけば、仮に
湿度を吸ったとしても劣化をゼロを出来るのでぜひ薦めたい
ところです。
フルードは前述のように湿気に弱いところから、雨などの
湿気の多い日の交換は厳禁で、気泡が入らないように
メンテナンスには気を日ごろから気をつけておく必要が
あります。
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