ブレーキのチューニングとは?
熱エネルギーをディスクローターやパッドに
吸収して放熱させるわけですが、強い制動下、または
連続制動の条件のもとでは、放熱の効率が悪く、
高熱による摩擦係数低下(いわゆる熱ダレ)が発生します。
スポーツ走行においては制動力の低下は簡単に起こってしまうので、
運転にダイレクトに影響します。
またレスポンス性も悪化するので運転においては致命的です。
制動力を増すには大容量のディスクローターとパッドが必要になります。
具体的にはキャリパーの換装、ディスクローターの大口径化、
パッドの大面積化、高機能パッドへの変更等が挙げられます。
ホイールリムの大口径化もひつ王になってきますが、
ローターが大口径化できればキャリパーも大型化できますので
表面積の大きいパッドを採用できる、という足回りブレーキ
ごとの換装になるとおもいます。
スポーツ走行を行うとパッド表面が炭化して摩擦係数が
下がり、制動力が下がってしまいます。
これを防ぐには放熱性をよくする必要がありますが、ブレーキディスクに
小穴を空けて放熱性を向上させたり、シャーシを改造して
空気による放熱性を挙げる手法があります。
またブレーキフルードが高熱によって気化し、気泡に
なって圧力が伝わりにくくなる現象、ペーパーロック対策
としては気化しづらい沸点の高いフルードに交換しておくの
も手です。
このあたり、ブレーキは熱との戦いになります。
まずはブレーキパッドの交換、フルード交換と予算を
考慮しながら変更を行っていく必要があります。
また制動力もどの程度が一番自分にしっくりくるか
確認を行いながら、もっとも合う制動力を維持する
ためのメンテナンスもかかせないところです。
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