カーマニアのドライビングテクニック

腕を磨くための車選び

ドライビングテクニック、ドラテクを練習するためには、 外観はある程度ボロボロのものであってもエンジンや シャーシ、ステアリングはまともでないといけません。
またそうでなければ大胆な運転等も試すことができないので、 多少はこすったり、クラッシュしたりしても平気な 車体価格が安いものを選ぶ必要があります。

つまり走る能力は確保されていて、ぶつけても経済的な ダメージの小さいものがいいということになりますが、 具体的な車種としてはライトウェイトスポーツが ベターではないかと思います。
ただ、この車種に改造・チューニングの費用をかけていく わけではないので、中古の初期状態である程度足回り、 エンジンがしっかりしたものを選定する必要があります。

ライトウェイトスポーツがいいという判断は、軽い車は荷 重の移動が速く、少しのコーナーでもオーバー荷重でハンドリング に影響し、練習になるということと、車重が軽い分ブレーキも よく効くのでエンジンを全開にしやすく走りがキビキビして います。

練習車はメインカーと似たような車にするのがよく、最低限 駆動タイプ(FF、FR等）が同じものを選びたい。 どちらかというと車体感覚を養うために、FR車の軽量 自動車が扱いやすくてオススメです。

練習車(中古車）の購入後のメンテナンスということで、 最低限のサスやエンジンメンテ、点火系、オイル関係の交換が 必要になってきますが、基本を修得するのが目的ですので 費やす予算はほどほどに。

次の車検や税金がかかってくる前にやりとげるつもりで 練習に励みましょう。
あと大前提ですが、MT車が選定の対象です。
ハンドリング、ブレーキングの荷重移動、アクセルによる ステアの特性などを覚えていく必要があります。