緊急時の処置方法について
まず多いのがオーバーヒート。
いくら水冷の自動車といっても水温計がHに張り付いて
しまうような運転を続けるとエンジン停止になります。
そうなる前に路肩に停車し、エンジンは止めずに
1500rpmでまわしておけばやがて下がってきます。
冷却水の温度が上がっているので、ラジエーターキャップを
はずすこともあるかもしれませんが、必ず濡れたタオルをかけ、
沸騰水を浴びないように注意します。
冷却水が減っているようなら、水道水を補給するなどして
一時的にしのぐこともできます。
後日正しい冷却水に入れ替える必要はありますが。
次に油圧警告灯がついたり、油圧計が低下したらオイル量が
足りなくなっています。
車体の破損によりオイルが抜けた可能性もあります。
エンジンの異音がするようであれば焼きつきも考えられるので
絶対に運転は継続しないようにします。
油圧が下がったり警告灯がついたり消えたりする状況なら
漏れ度合いが小さい。運転を継続するとさらに致命的な
状況になることも考えられるのでゆっくり運転して路肩、
可能ならガソリンスタンドへ。
脱輪等にあったら基本的にはJAFに連絡することになり
ますが、車載ジャッキを利用して応急手当もできなくない。
ブレーキ関係の破損の場合は急激に制動力がなくなって
いきます。ブレーキは2系統にわかれているので
1系統でもとりあえずは運転はできます。
サイドブレーキも併用して自宅まで運転します。
いずれも致命的な故障になるまえに処置をほどこせば
修理可能の場合もありますので、行き着けのショップに
連絡を入れて症状を説明し、完全に修理してもらいましょう。
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