パワーとトルクの関係




パワー(軸出力)はトルクに回転数を掛け合わせた値に比例した値で、単純にトップスピードに関係すると考えてよいです。
一般的にスポーツ車のトルクゾーンは高回転域寄りになっていることが多いです。

自分の愛車の特性を知る具体的な数値はカタログパワーを参照するのが手っ取り早いですが、トルクが盛り上がる回転数~最大パワー発生回転数がもっとも加速に適した回転域ということになり、一般的には4000~7000rpm前後までの間にエンジン回転数を維持すればスポーツ走行を最大限に楽しめるわけです。
エンジンの型式、排気量によってこのゾーンは異なり、発進において最大トルク発生回転数に回転を保っておいてクラッチをつなげば力強い発進が期待できます。
基本としては加速時はトルクゾーン、トップスピードはパワーゾーンの回転数になるように維持していく必要があります。

高速コーナーでも同様で、コーナー侵入時の速度を保ちつつ、トルクゾーンにはいるギアに設定しておくと最大パワーで曲がることができますが、コーナー後に最大パワーで再加速できるように回転数を維持しておく必要があります。 そうすればコーナー後のダッシュを素早く行うことができます。

特に難しいのがRの小さいコーナーで、いわゆるタイトコーナーリングです。 いざ、ターンイン(コーナー侵入)してみるとプッシュアンダーをおさえるためなどで、トルクゾーンの下にまで回転を下げてしまいがちです。

コーナー立ち上がりが非常に弱々しいものになってしまわないように注意しておく必要があります。

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